アロマセラピーにはまる

アロマセラピーを本格的に勉強しようと思ったのは、約20年前。
新卒から働いた大学病院を退職し、老人ホームボランティアで訪れたイギリスから帰国して、少し経ったぐらいの時です。
私は、看護職に復帰していました。

その頃のアロマセラピーの最先端は、イギリスだとアロマ業界では言われいていました。
何故なら、アロマセラピーの効能を学術的な論文を発表された、ロバート=ティスランド氏の影響から、イギリスでは補完療法の一つとして盛んだったからです。

休日に、イギリスが本店のアロマセラピーショップを見つけ、リップクリームを作るワークショップに参加してみました。
そこで、心地良い香りの空間の心地良さ、自分で調合できる楽しさ、エッセンシャルオイルの効能の奥深さにすっかりハマってしまい、伝承的な健康法や西洋医学的な考えも踏まえた使用方法などにも感動し、そのまま初期講座を申込んでいました。

ひと通り基礎を学んだ後、更に本格的に学ぼうと思っていた時、その講座を受けていたお店は撤退。
そこで別の学校を探して通い出しました。
その学校の先生が、「イギリスの学校も紹介できるから」とお話下さりました。
でも、私は、「流石にそれは無理だろうなぁ…」と思いながら軽い気持ちでお話を聞いていました。
その後すぐの夏休みに、ロンドンに旅行に行く予定をしていた為、何となくそのお話を思い出し、見学をさせて頂くことに。

当日、全て英語での授業は、解剖学に入ったばかりの細胞についてで、理解できないと思っていましたが、意外にできました。
高校、看護学生時代にも学んだ内容だったからかもしれません。
そして、日本の雰囲気とは何かが違う授業風景に、何だか心がワクワクし、ハートに火が付いた感覚がありました。
しかも、ここでアロマの勉強ができている自分が思い浮かぶというか、想像できてしまいました。
これが後々の苦労とはなるのですが…

夏休み明けにひょんなことがきっかけで、当時の仕事を急遽退職することななり、次に何をしようかと考えた時に真っ先に浮かんだのは、イギリスのアロマセラピーの学校でした。

すぐに問い合わせをしたら、約1ヶ月後に私が受けたいコースがスタートするとの返信がありました。
そこから賃貸を引き払い、入学手続きやビザ取得などの留学準備が、自分でもビックリするぐらいの勢いでかなりとんとん拍子に進み、ギリギリで間に合ってしまったのです。

● サロンをオープンするまでの道の

  1. ホリスティックセラピーを学び始める
  2. イギリスの補完療法
  3. ホテルスパの経験
  4. ホーリズムオープン
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